自己肯定感の獣になろう

始めたばっかりの時って無限に進んでいける気がするよね

夏休みというまとまった時間だから資格でも取ればよいのに徒然なるままに今日もまた文章を書き散らしております。

これまでの人生を振り返れば皆さんも小学校の宿題を初日に20%くらい終わらせて一種の全能感に浸ったことがあるのではないでしょうか。

私は夏休みの宿題は最初に大半を終わらせ実に面倒な(読書感想文や工作などの)宿題はできるだけ引き延ばして夏休み最終日が目前まで迫ってからネットを見漁ってなんとかその場をしのいでおりました。

「初日にあれだけやったから」という免罪符を自身で発行することで精神の安定をしていたのです。

当然所謂『賢い』方々はより効率的な宿題の消化方法を心得ていて友人との共同研究にすることで一人にかかる負担を減らしたりしていたのです。

そんなことは露知らず、ただ一人でひいひい言いながら頑張っていたのはもう少し大人になればいい思い出としてふわっとした記憶になるのでしょう。

自己肯定感の獣になろう

ちょっと前に日本の子供は精神的な幸福度が低いことがニュースになっていました。

自己肯定ができない人もこれまでにあってきた人たちに沢山いました。

学校での成績で自分の才を一概に決めつけてしまうのはあまりに早計でしょう。

才能というものは得てして簡単には発見できない場所にあるものです。

学校で自分が底辺だったと気付いてしまったとしても案外別の場所では上位1%に慣れたりするものです。

社会に出てから出身大学のコンプレックスを感じたとしてもこれまでの活動を自分で認めることが大切です。

高学歴に胡坐をかいてのうのうと生きている人もいれば、足りぬ頭を必死に回して何かを作り出す人だっています。(当然行動しない人もいますが。)

要は『その人次第』ということです。

最初から自分の限界を決めつけたらその限界の80%まで行けば上出来だと感じてしまうことでしょう。

私のようなふわふわとした生き方は大層楽でしょうがあまりに軽すぎて言葉に含蓄がないとよく言われます。

さて、本題ですが最近Guianoさんの曲で『夜、眠るため』という曲を聴きました。

その曲の歌詞に『昨日よりもちょっと上を向こうそれが他人より下だって、構わず僕は僕をほめてあげよう』というものがあります。

この言葉に私は大層心が躍ったのです。

他人とのつながりが希薄になった今、自分を褒め、認めてくれるのは自分しかいません。

人から褒められることを期待するのは自由ですが期待の落差は案外心に刺さるものです。

自分を褒め、褪せていく感性に色を塗りなおすことはとても重要なことだと思います。

そのために、自制心をかなぐり捨てて完全に完璧に徹底的に甘やかす日も時として必要でしょう。

普段絶対しないことをしてみよう。

  •  公園で久しぶりにブランコに乗る
  • いつも買っているパンを50円だけ高いものにしてみる
  • 目覚ましをかけずに寝る 
  • スーパーマーケットでぴったり300円分考え抜いて駄菓子を買う
  • 行かない旅の計画を綿密に立ててみる

昔できなかったはずのことが案外簡単に出来るようになっているかもしれません。

否定から生み出すのは何もないとは言い切れないですが少なくとも私は肯定から何かを生み出すほうが爽快だと感じます。

子供のころの経験って重要だよね

『漫画やゲームはただの娯楽ではない』なんて月並みな言葉から始めます。

昔は山へ行ったり海へ行ったりして探求欲や探索欲を満たしておりましたが最近はめっきり暑くなってしまって一歩でも家から出ようものなら溶けて消えてしまうのでしょう。

さて、子供のころの経験は案外大人になっても覚えているという話です。

小学校のころに友人だと思っていた人が私の机の中からラノベを引っ張り出していたのを見て人間って怖いなどと思ったこともありました。

ポケモンをやっていて手持ちにいる『ひんし』のポケモンを見て何とはなしに言葉の意味を辞書で調べて恐怖に震えたこともありました。

結局何が言いたいかをまとめますと『感受性の豊かな時期に得た経験はどんな教材よりも頭に入る』ということです。

私は親に恵まれまして幼少期に姫路城や鳥取砂丘に連れられ、日本に存在する美麗なものを教えてもらいました。

当然その場では『なんかすごい』くらいにしか思わないのですが、数年後に改修工事に入った姫路城を見て過去の城の様子がすぐに浮かび上がっていたのは当時の鮮烈なイメージがあるからだと思います。

幼いころの思い出を大切に。

おわりに

最近は散歩を日課としているのですが、歩いていると頭がすっかり良くなった気になります。

書く予定もないようなブログのタイトルばかりが浮かんでは消えていきます。

生活に息苦しくなったら散歩をして思考回路を組みなおすのも手かもしれません。

それでは。